Spybot S&Dは、pepiMK Softwareが完全に無償で提供していたスパイウェア除去ツールですが、現在では有償版も存在します。
なお、bot(ボット)系ワームやSpybotの名前の付いたウイルスが存在しますが、Spybot S&Dはもちろんこれらの不正プログラムとは全く関係がありません。
ダウンロードとインストールは下記のリンクをどうぞ。
インストールしたら、スキャンする前に必ず定義ファイルのアップデートをしましょう。ダウンロードしたSpybot S&Dの定義ファイルは最新のものではありません。アップデートしないと、貴方がやられているであろう最新のスパイウェアに対して完全に無力です。アップデートのやり方は下に書いてあります。
起動直後の画面から、「アップデータの検索」をクリックします

ダウンロード直後のSpybot S&Dであっても、定義ファイルは最新のものとは限りませんので必ず最初にアップデートをして下さい。
インターネットに接続していることを確認して「アップデータを検索」を押すと

こんな画面が表示されるので、アップデートサーバに接続されるまでしばらく待って下さい。
接続されると「接続しました。更新情報をダウンロードします」に表示が変わります
アップデートファイルが見つかった場合は、

の様にアップデートされたファイルの一覧が出るので、右クリックから「全てを選択」としてすべてのボックスにチェックを入れて下さい。
続いて「アップデータをダウンロード」をクリックします。
ダウンロード画面が表示され、終了するとチェックが緑色に変わります。これでアップデート終了

無かった場合は、

と出ます。OKをクリックして終了しましょう。
何度やってもアップデートに失敗する場合はこちらをどうぞ
*インストールないしアップデートした場合は、一旦Spybot S&Dを終了して再度立ち上げてからスキャンを行って下さい。
そうしないと10秒前後で終了する不完全なスキャンになるという報告があります。
Spybot S&Dのメニューの中にある「検索&修正/削除」をクリック

現れた画面から「スキャン開始」ボタンを押してスパイウェアのスキャンを開始します。

の様に下に今どの程度スキャンが終了したか解る様にステータスが表示されます。
スキャン中に今チェックしているスパイウェアの名前が表示されるのでなんとなく安心感があります。
スキャンが終了すると、

の様な画面になります。ここでは2個の問題が見つかりました。
各項目の「+」をクリックすると詳細が表示されます

ここで一番右のアイコンをクリックするとエクスプローラが開いて当該ファイルが表示されます。また、右クリックすると色々オプションが選べます。
必要に応じて確認したら、「問題箇所を修正/削除」をクリックして見つかったスパイウェア等を修正/削除します。お使いのOSがXPかME(未確認)の場合には、修正を行う前にまず復元ポイントが作られます。このメッセージが消えるまでしばらく待って下さい

修正/削除するまえに確認メッセージが出ます

修正/削除が終了するとメッセージが出ます

無事問題箇所の修正/削除に成功した場合がこちらです

また、全く怪しいものが検知されなかった場合は、「おめでとう」と表示されます

注 : 1.2での記述。1.4での表示や操作詳細は未確認
Spybot S&Dでのスキャンが終了して、「問題箇所を修正/削除」ボタンを押したとき、すでに該当するファイルが起動されてしまっている場合(メモリ上に展開されてしまっている場合)は下記の警告が出ます

このメッセージに対しては、速やかに「はい」を押して再起動しましょう。そうすると、他の自動起動プログラムが立ち上がる前にSpybot S&Dがスキャンを開始してくれるので、除けなかったファイルの一部を修正・削除することが可能です。それでも駄目だった場合は手動で除去するしかありません。
最終的に除去できたかどうかの確認は、Spybot S&Dのシステムレポートから最新の「Fixes」のログを見ることで判別ができます。例えばこんな感じです

一行目の最後のカッコの中が「fixed」になっていれば修正成功、「fixing failed」になっていれば修正失敗です。
この場合、DoubleClickとDSS Agentのうち二つは修正されましたが、肝心のDSSAGENT.EXEの修正に失敗しています。こういう風に、大元の削除に失敗した場合は、十中八九一旦削除された他のファイル(この場合はDSS
Agentの二つ)は再起動後に復活します。
また、セーフモードでの実行にも意味があります。Spybot S&Dの起動時のスキャンが、他の自動起動よりも先に立ち上がるという保証はないですから。
Spybot S&Dで修正/削除を行った後に何か問題が起こった場合には、行った操作を取り消すことができます。
左のメニューから「リカバリー」をクリックして下さい

スパイウェア等の種類ごとに分類されています。右側の数字は、修正/削除されたファイル等の数です。名前の横の「+」をクリックすると内容が表示されます
例えば一番上の「Alexa Related」を開いてみると

となっています。2003年9月9日〜2004年5月14日にわたって三回修正が行われていることが解ります。これらすべてを元に戻したい場合は「Alexa Related」の左側のボックスにチェックを入れると、その下のすべてのファイルにチェックが入ります。特定のファイルや、特定の日付のものを復活させたい場合は個別にチェックを入れます。
必要なものにチェックを入れ終わったら、「チェックした項目を修復」をクリックして下さい

「OK」をクリックすれば復活します。下の確認画面に「OK」を押して下さい

なお、XPやMEをお使いの方は最初に書いたようにSpybot S&Dによる修正前に復元ポイントが作られているはずです。
通常は上の操作で十分ですが、万一深刻な問題が起こった場合はこちらを参考にシステムの復元を試してみて下さい
Spybot S&Dによる復元ポイントは、こんな風に作成されています

上の修正/削除の取り消しの操作に準じて、最後に「チェックした項目を削除」をクリックするとバックアップファイルが削除されます

もちろんこの操作を行うと、システムの復元以外ではSpybot S&D実行前の状態に戻せなくなるので注意して下さい。通常削除する必要は全くありません。
次にSpybot S&Dの免疫機能について簡単に書いておきます。免疫機能とは、要するにスパイウェアの感染予防のためのものです。
左のメニューバーから「免疫」をクリックすると、追加可能な保護の種類をスキャンするゲージが表示された後に

などと表示されます。「OK」を押してこのウィンドウを閉じます。
すでにすべての免疫が適用されている場合は

と表示されるので、「OK」をクリックして下さい。
「ステータス」のところに「!」マークが出ている場合は、「免疫化」をクリックして免疫を追加します

ステータスに緑色のチェックが入ればOKです

このSpybot S&Dの免疫機能と並行して、SpywareBlasterをインストールしておくことをお薦めします。一旦インストールして設定してしまえば、起動しなくてもスパイウェア感染を防いでくれる優れものです。時々定義ファイルがアップデートするのを思い出せば、あとは存在すら意識する必要がありません。
以下の解説は、Spybot S&D1.2に関して記述した問題解決法などです。1.4で同じ問題が存在するかどうか、存在した場合同じ対処法が適用できるかどうか未確認です。
情報をお持ちの方は情報掲示板のスレ「Spybot S&D 1.4関連ページアップデート 」に書き込んでいただけると嬉しいです。
Win95の場合、Spybot S&Dがインストールできても起動できないケースが多いようです。ですが、Win95+IE4.0で無事起動できた例がありますのであきらめずに下記を試してみて下さい。このケースではWinsockのアップデートだけで起動できるようになったそうです。
エラーメッセージ「WS2_32.DLL is missing」が出る場合は、下記リンクを開き上の方の「Download Now」をクリック、「W95we2setup.exe」をダウンロードして実行して下さい
Spybot S&Dに慣れてくると、「設定」の中に色々便利そうな「オートメーション」の機能があることに気が付く人も多いと思います(下記画面)

ですが、ここは触らないで下さい。この部分の設定が原因のトラブルが多数報告されています。もしこれがトラブルが起こった場合は、Spybot S&Dを終了し、Configuration.iniを一旦削除して再度立ち上げるとConfiguration.iniが初期化されるので元の状態に戻るはずです。
を参照していただくと、各OSでConfiguration.iniのある場所が解ります。
エラーメッセージ「HHCTRL.OCX is missing」が出る場合は、 IEのバージョンが古すぎるのでWindowsUpdateからアップデートして下さい。
Spybot S&DのサイトのFAQにある現象ですが、割と良く質問があるので一応軽く訳しておきます。
原因は、「ここは触らないで!」のところにあるオートメーション機能を使ったせいである可能性が高いです。そうでない場合もありますが。
対処法は、「Configuration.ini」を削除すれば良いのですが、このファイルの存在する 場所がOSによって微妙に違うので、提供してくれている「small
tool」を使う方が簡単でしょう。
2005.5.31 1.4リリースに伴い改訂
2004.5.15 改訂