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マルウェア関連のトピックス

CnsMinの除去方法

CnsMinは中国の3721 Network Software社(www.3721.com)が開発した、一般的にスパイウェア(ブラウザハイジャッカ)に分類されるツールです。

日本ではJWordに組み込まれているため、「アンチスパイウェアソフトでCnsMinが検出されてびっくり」というケースが多いです。NECのPCには最初からJWordが入ってますので、「新品のPCなのになぜ?!」と驚く人も多いでしょう。もっとも一部のアンチスパイウェア/アンチウイルスソフトは、すでにCnsMinそのものを検出対象から外してたりします。

JWordについて

Jwordは、Jword(株)が提供している日本語検索サービスです。Jwordの株主は、GMO(グローバルメディアオンライン)とYahoo!です。

親会社であるGMOインターネットも東証一部上場するなど、Jwordは飛ぶ鳥を落とす勢いでどんどん広まっています。下手なことを言うとヤバいくらいに…
このあたりについて過去に書かれたものとしてはこちらがあります

ただ、残念ながら今現在この真偽を確認する方法はありません。

JWordと提携しているサイトはこちらの一覧です。これらのサイトに行くと、JWordを薦めるポップアップが開きます。提携しているのはYahoo!をはじめとするメジャーサイトや大会社が目白押しです。「9199.jp (クイック ジェーピー)」もJWordの一部ですし、最初に書いたようにNECのPCにはJwordがプレインストールされています。さらに、いくつかのフリーソフトにもJwordが同梱されています。

なお、一部のタブブラウザ(SleipnirLunascape等々)では、Jwordと提携しているため検索バーのデフォルトがJwordの検索サービスに設定されていますが、
Jwordのモジュール類がインストールされるわけではありません。

JWordは必要ですか?使ってますか?

まずご自分で「自分はJWordが必要かどうか、使っているかどうか」を判断して下さい。このサイトでの推奨は削除ですが、強制している訳ではありません。
JWordの解説としてはこれらのページが非常に優れています

あとは各人の判断にお任せします。上のサイトの内容と重複しますが、あえて2005年9月現在の事実を羅列しておきます。

PCにインストールされたJwordを使うということは、CnsMinを使い続けるということですので、その場合はセキュリティソフト等によるCnsMinの検出は無視して下さい。

JWord由来のものかどうか

Jword由来のものとそうでないものとで対処方法が違いますので、まずその確認を行います。

Jword経由であれば、コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」に「JWord (日本語キーワード)」が存在します
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また、IEのインターネットオプションの「詳細設定」タブに「Jword」の項目があるかどうかでも判別できます
image

ちなみにこの項目は、HijackThisのログのO11に対応します

O11 - Options group: [!CNS] JWord (日本語キーワード)

Jword由来でなければ、ここに「JWord (日本語キーワード)」と現れません。

JWord由来ではないCnsMinの除去

Spybot S&Dで簡単に除去できるはずです。こちらを参考にして除去して下さい

実は海外ではCnsMinはほとんど話題になってません。その理由は、「Jword以外のCnsMinはごく普通にSpybot S&D等で除去できるから」です。

Jword由来のCnsMinの除去

JWordを使わないことに決定し、JWordもろともCnsMinを削除する場合はコントロールパネルからのアンインストールが基本です。
アンチスパイウェアソフトや、アンチウイルスソフトなどで中途半端に削除すると、ちょっと面倒なことになります。

コントロールパネルからのJwordのアンインストール

作業は必ずインターネットに接続した状態で行って下さい。

  1. 「アプリケーション(プログラム)の追加と削除」から「JWord(日本語キーワード)」を選んで削除をクリック
  2. アンインストーラが立ち上がるのでそれに従って削除
  3. アンインストールが完了したら、指示に従ってPCを再起動
  4. Spybot S&D等で、検出された「ゴミ」を削除
  5. 再度PCを再起動

こちらはJwordの公式アンインストールページです

ただし、スクリプトをオンにしておかないとエラーページにリダイレクトされてしまいます。

BIOGLOBEやExciteツールバーに含まれるJwordのアンインストール

BIGLOBEのツールバーExciteのツールバーにもデフォルトでJWordが含まれます。その場合もコントロールパネルから上と同様の操作でJWordだけを削除することが可能です。JWord のボタンが残る場合もありますが、他のボタンの機能に影響はありません。

*注: Exciteのツールバーの場合は、ツールバーのみをアンインストール場合にはJwordは残ります。従って個別にアンインストールが必要です。

中途半端に削除してしまった場合

アンチスパイウェアソフトや、アンチウイルスソフトなどで中途半端に削除すると、いつまでも検出され続けるものが残り、かつアンインストールも不可という状況になります。

CnsMin Remover for Windows 2000/XP

b.d.cのkoniさんが、CnsMin除去専用アプリを発表しておられます。とても簡単に、しかも安全確実にCnsMinを除去してくれる優れものです。
Windows XP/2000をお使いの方はお試し下さい。

使い方は、付属のテキストに書いてありますので良く読んで実行して下さい。作業後は、Spybot S&Dなどで残ったゴミ掃除を行います。

上書きインストールしてからアンインストール

Jwordをもう一度「キチンと」をインストールしてから、改めてコントロールパネルからアンインストールする方法です。
通常のJwordのインストーラは、上書きインストールすることができないのですが、こちらのページ

の一番下にある「JWord プラグインのダウンロード (上書き可能)」を使うことで可能になります。インストールに成功したら、後のアンインストールの手順は一緒です。

Jword経由のCnsMinで変更されるレジストリ

こちらのJwordの情報 (Ver 1.1.9.6 現在)

によると、変更ないし追加されるレジストリは、

・インストール時に追加

[HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\3721]
[HKEY_CURRENT_USER\Software\3721]
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run] にCnsMinを作成
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\Search] にOSearchAssistantを作成
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\Search] にOCustomizeSearchを作成
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\] にInterChinaを作成

・レジストリの新規登録

HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{B83FC273-3522-4CC6-92EC-75CC86678DA4}
HKEY_CLASSES_ROOT\CnsHelper.CH
HKEY_CLASSES_ROOT\CnsHelper.CH.1
HKEY_CLASSES_ROOT\Interface\{DF692509-D9EF-48A0-9CD0-3AA5B81F6F68}
HKEY_CLASSES_ROOT\TypeLib\{AAB6BCE3-1DF6-4930-9B14-9CA79DC8C267}
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\AdvancedOptions\!CNS
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\Extensions\{5D73EE86-05F1-49ed-B850-E423120EC338}
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\CnsMin

・インストール時に変更

[HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\Main] のUse Custom Search URL
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\Search] のSearchAssistant
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\Search] のCustomizeSearch

となっています。

CnsMinについて(doxdesk.com)

このページを作るに当たっては、おなじみのdoxdesk.comのCnsMinに関する記述を、サイト主のAndrewの了解の元翻訳引用したものを使っていました。
今回の改定にあたり、このサイトで発見されるCnsMinのほぼ100%に当たるJwordの記述をメインとしました。

こちらがそのdoxdeskcomでのCnsMinの記述へのリンクです (2006.2.5にオリジナルのページが無くなりました

CnsMinがどのようなものであるかにさらにご興味がある方は、是非ご一読下さい。

更新履歴

2005.9.29 改訂


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