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マルウェア関連以外のトピックス

詐欺サイトや不当請求メールに対する心構えと対処法

ワンクリック詐欺、ワンクリックウェア(ワンクリウェア)や、それに伴う不当請求画面や不当請求メールに悩まされている人が増えています。
ここではそれらに対する心構えと、その適切な対処法について纏めています。

不当請求に対する常識と考え方

まず、Web上での基本的な常識として、

であることを理解してください。これに該当しない請求に対しては、支払い義務はありませんので基本は無視です。絶対にお金を支払ってはいけません。
また、苦情や問い合わせメールの返信や、請求画面・メール内にある受信拒否手続き等のURLのクリックは厳禁です。

それでも心配な方は、経済産業省のサイトから電子契約法(電子消費者契約及び電子承諾通知に関する民法の特例に関する法律)に関する部分をご覧下さい

上のリンクから一部を引用すると、

電子契約では、消費者が申込みを行う前に、消費者の申込み内容などを確認する措置を事業者側が講じないと、
要素の錯誤にあたる操作ミスによる消費者の申込みの意思表示は無効となります。

つまり、最後に内容を確認して承認をしていない申し込みは無効です。操作ミスを誘導した結果の申し込みも無効です。

ワンクリック詐欺

最初に話題になって、「ワンクリック詐欺」という言葉が使われる原因となったタイプがこちらです。画像や「ここをクリック」などをクリックした瞬間に「登録有り難うございます、入会手続きは終了しました」などと表示され、さらに「あなたを識別する情報は取得しました」などのこけおどしを出すものです。

上のリンクから、実際のワンクリック詐欺の画像を見ることができます。また、下の方のリンクでは「強制入会サイトとは?(ワンクリパターンA)」がこれに相当します。

このパターンのものに関しては、速やかに画面を閉じて無視するだけでOKです。絶対に画面内をクリックしてはいけません。
あまりにもムカつく場合や心配な場合には、詐欺サイトとして、このページの最後に列挙したサイトに報告することで鬱憤を晴らして下さい。

その場だけで収まらず、

の場合には次項以降を参照して下さい。そうででなければこれで終了です。

類似のものに、ツークリック詐欺というものもあります。


不当請求メールについて

基本は無視です。繰り返しますが苦情や問い合わせメールの返信、メール内にある受信拒否手続き等のURLのクリックは厳禁です。
ただし、発送元が裁判所である書類が届いた場合に限っては、例え身に覚えがなくても無視してはいけません。こちらをクリックして対処法を確認して下さい。

不当請求メールを含めたスパムについてこのサイトで繰り返し言っていることですが、いったん知られてしまったメールアドレスの情報を取り戻すことは不可能です。この「情報の不可逆性(いったん流れてしまうと取り戻せない)」が、メールアドレスに限らず個人情報をサイトに晒すべきでない最も大きな理由でもあります。従って不当請求メールをそのメールアドレスに来なくする方法は原則としてありません。これは、不正なマルウェア等の削除に成功してPCに何の問題も無くなったとしても例外ではありません。

対応策として最も簡単で効果的なのは、知られてしまったメールアドレスを破棄して新しいメールアドレスを取得することです。手順としては、

  1. 新しいメールアドレスを取得する
  2. 友人や知り合いに、新しいメールアドレスから、メールアドレスの変更の知らせを送る
  3. 必要に応じて、銀行等の登録メールアドレスを変更する
  4. 古いメールアドレスを破棄する

となります。友人に対するお知らせ等、色々面倒な作業が生じますが、特に不当請求メールに関してはこれをお勧めします。
新たに取得したメールアドレスは、使用する対象や知らせる相手を限定して下さい。注意点としては、

とにかく、スパムは一通でも来だすと指数関数的に数が増える可能性があります。本メールアドレスの取り扱いには細心の注意を払って下さい。

どうしてもメールアドレスの変更が無理であれば、不快なメールを無視するか、メーラーのフィルタでごみ箱に直行させるくらいしか手がありません。
唯一の例外は、訴訟等によって相手が逮捕ないし逃げ出した場合です。が、これはあまり期待できませんし、漏れたメールアドレスは「類似業者」に回っている可能性が高いです。

メールを知られてしまう理由についてはいくつか考えられますが、その中の一つがスパムメールのURLをクリックすることによるものです。


ワンクリックウェア(アダルトサイト等の請求画面が出続ける)の場合

請求画面が不定期に出る場合はこちらです。何らかのマルウェア(ワンクリウェアないしワンクリックウェアと呼ばれます)をPCに仕込まれています。
この場合は、ウザいだけではなく、この不正プログラムをきっかけに何をされるかわからないので駆除する必要があります。

このワンクリウェアの特徴は、日本語であることと、原則としてアンチウイルス・アンチスパイウェアソフトで防止・駆除できないことです。
一般的に、セキュリティベンダーの日本語のマルウェアに対する対応は遅めですし、各種の亜種(単にファイル名を変えたとか)が現れて対応しきれないという現実もあります。

ワンクリウェアの被害は大きいですが、今のところその駆除自体はそれほど難しくありません。いくつかの例について駆除方法をまとめたのがこちらです

どれが不正ファイルなのか分からない場合には、このサイトの質問掲示板に必要なログを添えて質問して下さい

また、ワンクリウェアの対応を専門とされているサイトもあります。ワンクリウェアに関する情報をアンチウイルスベンダーに送る活動もされてます

この、情報や検体(不正プログラム)をアンチウイルスベンダーに送る活動は非常に有用です。症状が治まって余裕が出てきたら是非実行して下さい

裁判所から書類が届いた場合

不当請求メールは無視ですが、発送元が裁判所である書類が届いた場合に限っては、例え身に覚えがなくても無視してはいけません
消費者生活センターに相談して下さい。

ただし、業者が裁判所からの書類に偽装して送るケースが多くあります。少なくともハガキで来た場合は100%偽物です。とにかく、書類に記載されている連絡先(電話番号など)は使わないで下さい。まず消費者センターに連絡し、どうしても連絡の必要がある場合は、自分自身で最寄の連絡先(裁判所など)を調べて本物かどうか確認して下さい。

少額訴訟の場合、請求を受けた側が放置すると相手の主張を受け入れたこととなり、支払いを命じる判決を受ける可能性があります。
この件に関しては、国民生活センターの作成されたまとめが優れています

もっとも、訴訟を起こすためには本名や住所を含めた個人情報の取得が必須ですから、非常にまれなケースではあります。

念のためですが、不当請求メールの中に「無視すると少額訴訟を起こすぞ」などと書いてあるのは単なる脅しですので無視して下さい。
対応が必要なのは、あくまでも「実際に裁判所から書類が届いた場合のみ」です。業者からのメールや郵便は対応不要です。

ワンクリックサイト、ワンクリウェアの報告先

このページ全般で書いている様に、これらはすべてハッタリであり、あわてて返信したりお金を振り込まない限り大したものではありません。
とは言え、このまま無視するだけではどうしても気がすまない方も多いでしょう。その場合の報告先として考えられるサイトを列挙します。


アンチウイルスベンダーに検体を送ろう!

もし可能なら、アンチウイルスベンダーに検体(ワンクリウェアの現物)を送ると、速攻で解析して対応してもらえるはずですのでお勧めです。

お使いのアンチウイルスソフトのベンダーに送るか、あるいは、アンチウイルス大手のSymantecに送る手もあります

送信フォームは英語ですが、名前と会社名(これは何でも可)とメールアドレスだけですのでそれほど問題ないかと。Symantecの製品を使ってなくてもこのフォームは使えます。

更新履歴

2006.8.17 「詐欺師の口座の潰し方」へのリンクを追加
2006.3.25 ツークリック詐欺へのリンクを追加
2006.3.13 「裁判所から書類が届いた場合」を追記
2006.3.11 ページ作成


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